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ハンターxハンター24巻 感想
面白いマンガの条件とは何か?その一つに「作者の魂の叫びが聞こえる」
というのがあります。
本当に面白いと思える作品は例外なく、テーマやセリフに魂がこもっている。
魂が乗っているからこそ、共感できるし、心にも届く。

ハンターxハンター24巻。
1年7ヶ月ぶりの新刊が、とうとう発売になっていたので購入しました。


冨樫義博・・・やはり天才です。
連載時は載ってるときだけかかさずジャンプを買っていましたが、
・・・流石に大分忘れてましたw
読み返してみて、改めてその才能に心が震えます。

冨樫の作品にも、やはり魂が篭っているシーンが沢山出てきます。
例えば・・・
盲目の軍儀王コムギの「常に命を懸けている・・・」のくだりの辺り。
恐らく冨樫自身の「漫画描けなくなったら自分はゴミ」と思っている心の内の吐露です。
例えば・・・
タコにキルアが放つセリフ。「命を掛ける事と、軽く扱うことは似てるが全く違う」。
命がけで戦った事のある人間のこの辺りのリアルなセリフは、
やはり冨樫の内面からの肉声でしょう。

計算で脚本を書いている点も多数見られますが、所々にこうした生の叫びがあると、
やはり引き込まれるし、しびれます・・・。冨樫最高。



本編の内容はといいますと・・・
なんか、やっと舞台が整った感じで、どれだけキメラアント編続けるんだこの人・・・
って感じです。
正直、ぼくはあまりキメラアント編は好きじゃありません。
完全に別個の生物との対戦なので、そこに相互理解や感情移入を持ち込めないからです。
(同じ理由で、アランカル編のブリーチはX)
・・・ですが。
さすが天才冨樫。
コムギとの対話から、王が徐々に「人間」側に覚醒し始めた事によって、
相互理解や感情移入を持ち込む余地を作り出してしまった・・・!!すげぇ・・・!
しかし、この後の展開を予想すると、


ゴン達が作戦決行して~王の側近分断して~個々の戦いを描写x3して~
多分コムギ絡みで ピトーvsプフ とかやってー
王様、コムギのお陰でちょっと情とか学んで~ 王vsゴンやって~

・・・幻影旅団の時の事を考えると単行本4~5冊とかやりそう・・・。


面白いマンガの条件の一つに、「読者の期待を(良い意味で)裏切る」があります。
「俺ならこうするなー」という展開予想は大分立ちます。
脚本を計算で立てれば上記の様な流れになって、ゴンは王を許して大団円。

しかしそこは天才冨樫義博。
どれだけ意外な展開に持って行って読み手を驚かせてくれるのか・・・?
今から連載再開が楽しみでなりません。


作画?あんな下書き読めるか・・・!みたいな?
コマ割ってあってセリフ入ってればもうその時点で「マンガ」です。
「作画=商品価値を高める作業」でしか無い。・・・と、そう思うぼくは、
彼の脳内から生み出された物を見られるだけで幸せなのです。

なにせ、あんなに勉強になる教材はそうそう在りませんからね~。
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